会津駒から中門岳~冨士見林道~キリンテ

駒の小屋に写真いっぱい撮りながら登ってきた相方のしいちゃんが到着。

「いっぱいキノコ出ていたね。」「慣れてきて水場まで近く感じたね。」「おにぎりは食べた?」などとひとしきり話をした後、中門岳に行くことにした。

その頃には霧が出始めていました。

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でも時折太陽が射すと、とてもきれいだった。

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稜線歩きはいつも素晴らしいものです。リンドウの小径でした。
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中門岳は霧の中でした。

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ゆっくり小屋に向かって歩き、会津駒ヶ岳の山頂は霧で見えなさそうなのでパスしました。

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駒の池のほとりにチングルマの果穂がいっぱい

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この日に宿泊したのは少人数。駒の兄様とソロの富山から来た女性と夕食を取った。
たくさん山の話を兄様がしてくれて、とても楽しく和やかに過ごしました。

翌日晴れたら冨士見林道からキリンテに下りようとなった。
檜扇の女将さんが「ガイドさんが一緒なら、ぜひ行ってみて」と、薦めてくださったのです。
行く前にいろいろ登山道を調べていると、一部ガレ場で痩せ尾根があるようで、
小心者で切れているところが苦手な私は不安がありました。

駒の兄様が詳しく「小屋から20分くらいの小ピーク、梯子の前後5分間を注意して、
左側がガレているから」と丁寧に教えてくださった。

朝は雲海から太陽が出ていた。晴れた。
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「晴れたね。はるかちゃんと今まで一緒に登った山には危険な場所をいくつも越えたけど、
しっかり歩いてきたんだから自信を持って。」としいちゃんに励まされ、

「行かないで後悔するのはいやだから、私は迷ったときに行くことにしている。」とソロの方も背中を押してくれて、それではとキリンテに下りることとなった。



駒の兄様に聞いていた1956ピークの梯子の前後5分では
「腰を下ろしてまず足の置き場を確保してから進むこと」を守り慎重に歩いた。

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心配するほどザレた痩せ尾根ではなく、スッパリ切れているという箇所ではないと思った。

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冨士見林道は駒の小屋や中門岳への稜線や越後の山々に見守られて、燧ケ岳に向かって歩く、素晴らしい稜線歩きだった。
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大津岐峠から燧ケ岳とその右奥には至仏山。尾瀬の山々に向かってきた冨士見林道から、
キリンテへの森に分ける道を進みます。

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大津岐峠からキリンテの登山道はとても歩きやすかったです。
深いブナの森歩きは清々しく美しい道のりでした。

サンカヨウの実がずっと続いていて、春先に咲く頃は素晴らしいサンカヨウロードになるだろうねえって、話しながらひたすら下りました。
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この沢に出会い、橋を渡るとゴールのアスフャルトの国道に出ます。
ここは登るにしてはちっと長い道のりになりますね。

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ミニ尾瀬公園の駐車場にいた主人がキリンテ登山口まで迎えに来てくれて、湯ノ花温泉・弘法の湯で汗を流してリフレッシュ。ここのお湯も燧の湯と同様硫黄泉で疲れが取れて、大好きな温泉です。


”年に一度の会津駒詣で”、ここまでいろいろな友人たちが一緒に登ってくれました。
hidamariちゃん、よしころんちゃん、おじー、かなちゃん。そして男性陣のみなさん。

hidamariちゃんとよしころんちゃんからは応援メッセージが届いて、励まされながら登ったよ。

hidamariちゃんは忙しい中、一緒にご飯を食べて楽しかったね。うちの2代目ワンコを抱っこしてくれて、見せることができてよかった。

よしこちゃんは冨士見林道について行く前に「初めての登山道は登りに使うとよいよ」と適切なアドバイスをくれたね。

いつも皆さんに助けられながら続けてこれたこと、ありがたく思います。

そして駒の兄様、お世話になりました。泊まり客が少ない時期で、夕食を一緒に食べながら、たくさん山の話をしてくれて、楽しかったです。

姉様、会えなくてとても残念だったけど、また会う日まで元気で頑張ってね。

そして今回も一緒に駒詣でしたsizukuさん、本当にいつも頼りになる姉さん。

滝沢からの登りは別々に好きなように歩いたり、怖そうな痩せ尾根ではしっかり指導してくれてありがとうね。凸凹コンビの駒を無事に終えてよかったね。

また次回の駒詣でが今から楽しみです。

今回歩いた地図を貼ってみました。目を閉じると今もあの稜線が浮かぶようです。
きっと今頃は黄金色に染まる草紅葉となっていることでしょう。




読んでくださってありがとうございます。
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